NQ Global Startup Gateway選抜3社が英国イマージョンプログラムに参加 ―AstraZeneca, Cell and Gene Therapy Catapult, NHS, 投資家等との対話を通じ グローバル展開を加速 ―

AstraZeneca 英国のグローバル本社を訪問

2026年9月、大阪府主催「Nakanoshima Qross Global Startup Gateway」の「NQヘルスアクセラレータープログラム」Phase 2として、選抜されたライフサイエンス・スタートアップ3社を対象とする UK イマージョンプログラムを英国で実施しました。

今回参加したのは「NQヘルスアクセラレータープログラム」参加16社の中から、「Nakanoshima Qross Innovation Challenge」で選抜された、

の3社です。

本プログラムでは、本プログラムを運営する共同企業体である MedTech Actuator、AstraZeneca、MIRACLE SCIENCE INNOVATION の3社に加え、在大阪英国総領事館、JETROロンドン事務所に協力いただき、それぞれの知見やネットワークを活かして、海外市場展開にフォーカスしたテーラーメイド型のプログラムを構築しました。

英国の医療機関、研究・イノベーション拠点、グローバル企業、投資家、産業支援機関等を訪問し、単なる視察にとどまらず、各社の事業・技術領域や英国市場への展開可能性に応じて、現地のキーパーソンとの個別ディスカッション、事業プレゼンテーション、市場参入に向けたメンタリング等を集中的に行いました。

AstraZeneca 英国グローバル本社でのスタートアップ向けメンタリングプログラム

今回の UK イマージョンプログラムの大きな特徴の一つが、AstraZeneca 英国グローバル本社で実施した、日本のスタートアップを対象とする初のメンタリングプログラムです。

本メンタリングプログラムには在英日本大使館からもご同席を賜り、ご挨拶とともに参加3 社への期待等をお話いただきました。参加3社は、AstraZenecaの研究開発環境を視察するとともに、自社の科学技術や事業計画についてプレゼンテーションを実施。英国本社の創薬研究、技術評価、事業開発、提携・アライアンスなど各分野の専門家が参加するメンタリングセッションを通じて、海外展開に向けた課題や可能性について直接意見を交わしました。

日本国内で助言を受けるだけではなく、グローバル本社の専門家と現地で直接対話し、自社の技術・事業をグローバルな視点から検証する機会となったことは、本プログラムを象徴する重要な取り組みとなりました。

詳細:アストラゼネカ社のレポートもご参照ください
「日本発のイノベーションを世界へ スタートアップ 3社がAZの本拠地・英国を訪問-」

AstraZeneca英国グローバル本社で実施したメンタリングプログラム

3社それぞれの事業課題に合わせたテーラーメイド型プログラム

英国訪問に先立ち、MedTech Actuator、AstraZeneca、MIRACLE SCIENCE INNOVATION の3社に加え、在大阪英国総領事館、JETRO英国事務所とも連携しながら、参加企業との綿密なメンタリングやミーティングを重ねました。その上で、各社の技術領域、事業フェーズ、英国市場で検証したいテーマを整理し、医療機関、研究・イノベーション拠点、産業支援機関、投資家等との接点を個別に設計。英国滞在中は、MedTech Actuatorが現地でのプログラム設計・コーディネーションを主導し、そのネットワークを活かして、参加企業ごとの課題に応じた面談・視察機会を構築しました。 現地パートナーとの調整を重ねながら、各社に最適化したテーラーメイド型のプログラムとして実施しました。

クオリプス株式会社は、再生医療・細胞治療領域を中心に、英国の医療機関や研究・産業拠点等を訪問し、臨床、製造、事業展開等の観点から現地の専門家との意見交換を行いました。

リンクメッド株式会社は、自社の技術・事業領域に関連する医療機関や研究・イノベーション関係者との対話を通じ、英国の医療現場におけるニーズや導入可能性について検討を深めました。

フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、腎・透析領域を中心に、医療関係者や研究・患者関連組織等との対話を重ね、英国市場での事業展開に向けた情報収集とネットワーク形成を進めました。

各社とも、各社が自社の技術や事業を現地の専門家に直接紹介し、「英国で展開するためには何が必要なのか」「誰と連携すべきなのか」など、英国市場での可能性や課題について直接フィードバックを得る機会となりました。

市場参入、事業化、投資家との対話まで

今回のUK イマージョンでは、研究・臨床現場との接点だけでなく、英国市場への参入や事業化を見据えたプログラムも実施しました。NHSをはじめとする英国の医療制度における市場参入や、製品・サービスの価値の示し方について学ぶ機会を設けるとともに、投資、研究開発、資金調達、CDMO等についても現地関係者と意見交換を行いました。プログラム終盤には Cambridgeで Investor Roundtable を開催。参加企業が自社の事業と今後のグローバル展開についてプレゼンテーションを行い、投資家との直接対話を通じて、事業成長の観点からも自社の戦略を見つめ直しました。

数日間にわたり英国の医療、研究、産業、投資の各プレイヤーと集中的に対話することで、参加3社にとって、自社の技術や事業をグローバルな視点から捉え、海外展開に向けた可能性と今後検討すべき課題を具体化する機会となりました。

12月4日(金)、Nakanoshima Qross にて Demo Day を開催
――各社が現地で誰と出会い、どのような議論を行い、そこから何を得たのか――

今回のUK イマージョンプログラムで、参加3社は英国の医療・研究・産業・投資の各プレイヤーとの対話を重ね、それぞれの事業の可能性や課題を検証しました。

各社が英国で何を見て、誰と出会い、どのような気づきや成果を得たのか。

その成果をご報告する「NQ Global Startup Gateway Demo Day」を、2026年12月4日(金)午後、Nakanoshima Qross にて開催します。

Demo Dayでは、UKイマージョンプログラムに参加したクオリプス株式会社、フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社、リンクメッド株式会社の3社から、英国での経験や得られた成果、そして今後のグローバル展開についてご紹介いただく予定です。UK イマージョンプログラムの詳細についても、Demo Day にて改めてご報告します。

開催概要

NQ Global Startup Gateway “NQ Health Accelerator Program” Demo Day

世界市場を見据えた事業化を、中之島クロスから。
有望なヘルスケアディーブテックが集まり、世界の知見・資本・事業機会につながり、グローバルに成長する企業が継続的に生まれるエコシステムへ。

日時: 2026年12月4日(金) 14:00-16:30 Networking 16:40-18:00
場所: 中之島クロス 2F Qrossover Lounge 夢(大阪市北区中之島4丁目3-51)
主催: 大阪府
共催: 一般財団法人未来医療推進機構
後援: 在大阪英国総領事館
運営: NQ Global Startup Gateway 共同企業体(MIRACLE SCIENCE INNOVATION / AstraZeneca / MedTech Actuator)